日取りや場所を気にせず、リラックスしてお酒を楽しむ「家飲み」
ここでは、家飲みもぐっと盛り上がるおつまみや料理のレシピを紹介しています。
できたてのおつまみとおいしいお酒で、おうち時間を楽しみましょう♪


ビールは、同じ色味で合わせるのがペアリングの基本です!
これは、ビールの製造工程において、麦芽の焙煎などの度合いが高いほど色が濃く、香ばしくコクのある味になり、逆にその度合いが低いと色が薄くキレのあるさっぱりとした味になるためです。
味の特徴を表すビールの色に合わせて、淡色ビールにはさっぱりした魚介類やサラダなどが、濃色ビールには肉料理や茶色い煮込み料理などが合うといわれています。

ウイスキーは飲み方によってさまざまな料理と合いますが、その中でも発酵食品を使った料理との相性が良く、チーズに限らず麹や味噌、醤油などを使った日本の伝統的な料理と全般的に合います。
また、お酒の種類によっては合わせるのが難しいとされる、魚介類の刺身や焼きものとの組み合わせも相性がとても良いです!

日本酒の味わいは大まかに4つのタイプに分けることができ、合う料理も少しずつ違ってきます。
ぜひ自分のお好みの組み合わせを見つけてください。

薫酒(大吟醸酒・吟醸酒)…華やかな香りを持つ薫酒は、同じように香りや酸味のある料理と相性抜群。
柑橘系の食材やハーブ類とも良く合います。食中酒はもちろん、食前酒としても楽しむのもおすすめです。
熟酒 (古酒)…熟酒は、ほかのタイプにはない複雑で重厚感のある味わいが持ち味です。
味の濃い料理や、スパイスをきかせた料理と良く合います。食後に飲むお酒として、デザートと合わせるのもおすすめです。
爽酒(生酒)…香り控えめ、ドライテイストの爽酒は食中酒にぴったりのお酒です。
白身魚や豆腐が持つ繊細な味わいも消すことがありません。口内をリフレッシュさせてくれるため、油ものと合わせるのもおすすめです。
醇酒(純米酒、生酛(きもと)系純米酒)…米の旨みを持つ醇酒はペアリングの幅が広いお酒です。
素材の生臭さを抑えてくれるため、魚介類にも良く合います。風味の強い発酵食品でも、旨み成分が上手に調和するのが特徴です。また、乳酸菌由来のクリーミーな風味を持つ生酛や山廃酛は、チーズや生クリームとも好相性です。


ワインとペアリングする場合、赤身肉は赤ワイン、鶏肉や白身魚などは白ワインが相性抜群です。
例えば、肉や魚の赤身には鉄分が含まれています。鉄分は赤ワインのタンニンと相性がよく、白ワインだとワインの味わいと喧嘩してしまいます。
ワインとペアリングする場合、濃い味付けの料理は赤ワイン、さっぱりと薄い味付けの料理は白ワインと覚えておきましょう!