さがす
のらくら農場は、長野県佐久穂町の標高1,000mの畑で、年間約50品目の野菜を作っています。
日々の忙しさに追われて、気付けば食事がおざなりに。農家でありながら野菜不足なんて…。
スタッフの身体を案じた代表夫婦が、自宅の居間を開放して「まかない」を始めました。
調理は全員の当番制で1人で1時間、繁忙期は20人分ほど調理します。
みんなでつくり、みんなで食卓を囲む。
同じ季節を共に過ごしていると、不思議と食べたいものが一致してきます。
そのとき採れる野菜を、その日の作業や天候と噛み合うように調理すると、自然に身体に染み込んでくるのです。
そんなまかないレシピを、のらくら農場で働く管理栄養士のひなちゃんに監修していただき、再現しました。
ぜひご家庭でも作ってみてください。
recipe‥‥‥
1. かぶは皮付きのまま4等分に切って良く洗う。
2. かぶに醤油・にんにくのすりおろし・塩少々で下味をつけ、水気をふき取り片栗粉を薄くまぶす。
3. 揚げ油でこんがり揚げる。
recipe‥‥‥
1. 春菊を3～4cm幅に切る。生姜はせん切りにする。サバ水煮缶は汁気をきってほぐす。
2. ボウルに春菊を入れ、塩をふり、ごま油を回しかけてよく和える。サバの水煮缶、醤油、いりごま、生姜、お好みでマヨネーズを加えてさっと和え、器に盛る。
recipe‥‥‥
1. レタスは手でちぎる。卵は溶きほぐし、水溶き片栗粉を加えて混ぜる。
2. フライパンにごま油を熱し、溶き卵を炒め、好みの固さになったら一旦取り出す。
3. ごま油を足し、レタスを入れて軽く炒める。卵を戻し入れてオイスターソースと醤油を加えてサッと炒め合わせる。
recipe‥‥‥
1. 大根は乱切りにする。ベーコンは2cm幅に切る。にんにくはスライスする。
2. フライパンに、にんにくとオリーブ油、ベーコンを入れて火にかけて炒める。大根と塩ひとつまみを加えてざっと混ぜ、時々返しながら焼き色がつくまで焼く。
3. 出汁と塩ひとつまみを加え、蓋をして15分ほど大根に火が通るまで煮る。
recipe‥‥‥
1. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、酒、みりん、醤油、塩で下味をつける。三つ葉はザク切りにする。
2. 鶏肉の水気を軽くふき取り、三つ葉を鶏肉につける。粉をまぶす。
3. 中温に熱した揚げ油でカラッと揚げる。
recipe‥‥‥
1. 葉ねぎは2cm長さに切る。ボウルに入れ、塩、ごま油、ごまを加えて混ぜる。
2. 器にご飯を盛り、①をのせる。トッピングにかつお節、刻みのりをのせる。
recipe‥‥‥
1. 三つ葉は根を切り落とし、ざく切りにする。卵を溶いておく。
2. 小さめのフライパンに出汁と酒、醤油、みりん、砂糖を入れ煮立たせる。みつばを加えてサッと煮たら、卵を回し入れて好みの固さになるまで煮る。
3. 丼にごはんを盛り、②をのせて三つ葉をトッピングする。
長野県佐久穂町にある「のらくら農場」は、1998年に萩原さんご夫婦が北八ヶ岳に移住して農業をスタート。
すべての圃場を土壌分析し、BLOF理論(生態系調和型農業理論)に基づき栄養価の高い野菜の栽培を行っています。
萩原さんが農業をする上で大切にしていることは、『みんなが機嫌良く仕事をする』こと。
メンバーの就農歴に関係なく、誰もがアイディアを出し合い、一緒に問題を解決しながら日々の農業を行っています。
また、育てる野菜は地域の生産者と連携し、佐久穂共同出荷グループとして様々な品目を出荷しています。