まだ間に合う!自由研究にぴったり実験レシピ!

おやこで一緒に楽しみながらつくれて、夏休みの宿題にもおすすめのレシピをご紹介♪
カンタン調理&シンプルな材料だから、子どもの「自分でやってみたい」を応援できます!
ぜひ、食育にもなる「食」の実験や研究に挑戦してみてください。


どうして色が変わるの?
紫陽花ゼリーの色が変わるのは、ゼリーに含まれる色素がpH(酸性・アルカリ性)によって変化するためです。
特に、紫キャベツに含まれるアントシアニン色素は、酸性ではピンク色、アルカリ性では青色に変化する性質があります。
レモン汁など酸性のものを加えて、ゼリーの色がピンクから青に変わる様子を楽しんでみてください♪


どうして色が濃くなるの?
食品を加熱したり、保存したりすると、褐色反応が起こります。
そのひとつに、砂糖とアミノ酸(今回の場合は牛乳とクリームに含まれています)を加熱すると、風味がよくなりおいしそうな茶色に変わるという性質があり、このことを「メイラード反応」といいます。
今回紹介している生キャラメルは、この「メイラード反応」によって色がだんだん濃くなります。
色と味の関係についてもぜひ調べてみてください♪


どうしてモコモコふくらむの?
重そう(じゅうそう)には加熱すると「二酸化炭素」の泡が出る性質があります。
チョコレートに「重そう(じゅうそう)+水」を混ぜて温めることで、チョコレートの中で二酸化炭素の泡が出て、穴があいてモコモコになります♪
身の回りでたくさん使われている重曹。
食べ物以外にもどんなところに使われているか調べてみてください♪


どうして牛乳とお酢でチーズになるの?
牛乳のたんぱく質にはカゼインという成分が多く含まれています。
このカゼインはお互いに反発する特徴があるため、カゼイン同士はくっつくことなく分散しています。
そこへお酢のような酸性のものが入ると、カゼイン同士がくっつくようになります。カゼイン同士がくっついて固まったものがカッテージチーズです。
残った液体はホエーといってとても栄養価が高いものです。
それぞれどんな味か確かめてみましょう♪


① タイトル
テーマのどんなことに注目したのか、何をやったか伝わるようにします。
例)紫陽花ゼリーの色の変化のヒミツ
② 研究のきっかけ
なぜこのテーマを選んだのか、どんなところに興味を持ったのかなど、きっかけを書きます。
例)道に咲いている紫陽花にもいろんな色があるので、その理由を身近な食べ物で調べてみようと思った。
③ 調べたいこと、予想
気になったこと、調べたいことに対して「こうかもしれない」と自分なりに予想したことを書きます。
例)何をしたら色が変わるのか
色を変えるのに必要なものが何なのか
④ 結果、でき上がり
実験や観察の結果を書きます。数値で比較できる場合は表やグラフにすると見やすくなります。写真やイラストを入れるとGood◎
例)レモン汁〇mlを入れたら色が〇〇に変わった
⑤ わかったこと、感想
結果からわかったことや、新たに生まれた疑問点などを書きます。
予想と結果を比較して、「予想通りだった」「意外な結果になった」などの感想をまとめましょう。
例)ゼリーに〇〇を加えるとピンク、〇〇を加えるとブルーになる。
思っていたより科学の実験みたいで面白かったた。味は〇〇だった。
